記帳もれを防ぐ3つの習慣

確定申告のときに困るのは、計算が難しいことよりも「記録が残っていない」ことです。もれやすい支出には決まったパターンがあります。

もれやすい3つのパターン

1. 毎月同じ金額で引き落とされるもの

サーバー代、ソフトの月額料金、事務所の家賃。金額が変わらないぶん通帳を見返す機会も少なく、気づくと数か月分が抜けています。

対策は、引き落とし日に自動で記帳が立つようにしておく ことです。かんたん会計の定期取引に登録しておくと、毎月の記録が自動で作られます。

2. 年に一度しか発生しないもの

個人事業税、更新料、年払いのサブスクリプション、損害保険料。前回の記録から1年空くため、そもそも経費にできることを忘れがちです。

年払いのものも定期取引として登録できます。頻度を年1回にしておけば、翌年も同じタイミングで記録が立ちます。

3. 領収書が出ない支出

電車やバスの運賃、自動販売機での購入、慶弔費。レシートがないため後から思い出せません。

領収書が出ない支出でも、日付・金額・相手先・内容 を記録しておけば必要経費として扱えます。移動した当日に記録するのがいちばん確実です。

記録は「後で分かる」ように残す

摘要欄には、金額だけでなく 何のための支出か を書き残します。

数か月後に見返したとき、事業との関連が説明できるかどうかが基準です。タグを使って案件別・取引先別に分けておくと、後から集計もできます。

帳簿の保存期間

帳簿や領収書等の書類には保存義務があります。青色申告・白色申告のいずれの場合も、書類の種類に応じた保存期間が定められています。

保存の形式は紙に限られません。一定の要件を満たせば電子データでの保存も認められています。

毎月15分の確認

月末に通帳や明細を開いて、記録との差を見るだけで、抜けはほとんど防げます。1年分をまとめて確認するより、12回に分けたほうが結果的に短時間で終わります。

出典

  1. 国税庁 タックスアンサー No.2080 白色申告者の記帳・帳簿等保存制度(2026-08-30)

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